出来ませんは本当か
こんにちはー
底辺コンサルタントです!!
人として生きていく上で、”嘘をつく(人を騙す)”
というのは"良くない事"と言われています。
「正直に生きる。」
非常に良い響きの言葉です。
「桜の枝を折ったのは自分です。」
アメリカ合衆国初代大統領、ジョージ・ワシントンの
幼少期の有名な逸話です。
では、一体”嘘”とは何でしょうか?
たとえば、仕事上で以下のような遣り取りがあった場合、
①上司:この仕事をやったことがあるか?
部下:(やったことが無いのに)あります。
②上司:この仕事できますか?
部下:できます OR できません
この①と②の違いは、何でしょうか??
①の場合、時間軸が”今”から”過去”にかけて
の話であり、”事実”と違うことを答えると”嘘” と
なってしまいます。
②は、この二択の回答になるかと思うのですが・・・
この質問には、”時間軸”の制限がされていません。
”今できる” という話なのか。
”いつまでに出来る” という話なのか。
時間軸をどう考えるかで、回答も@180度変わってきます。
これを”今・過去”という時間軸で考えると、上記の”事実”を
答えなければいけない、となり、やったことが無いような
ことを「できません」と答える人が多いかと思います。
過去の事実。
今、現在の状況。
たいてい、答えに窮したときは、時間軸が”短期”になる
傾向があります。
そして、今・過去しか見れなくなると、”変えられない未来”
しか見えなくなってしまいます。
もし、このように考える人が世の中で大半なのであれば、
普段から”今より先の未来”で物事を考える癖をつけて
おくだけで、他の人と違った回答をすることが出来ます。
時間軸に”未来”が含まれていれば、「できますか?」
という質問に対して「できます!(今は出来ないけど・・)」
という回答を出すこともできます。
これを” 嘘” と考えるのか?
それとも”時間軸の違い”と考えるのか。。
どちらを選択するかは、個人の自由ではありますが、、
では、自分が”上司側” に立った時に、果たして部下に
どんな回答を求めるでしょうか??
このように考えると、自ずと答えも決まってくるでしょうし、
その答えによって、”人生” も決まってくるのではないでしょうか。